カーエアコンの漏れ検知装置とは

リーク検出装置には、ハロゲンリークディテクタ、染料リークディテクタ、蛍光リークディテクタ、電子リークディテクタ、ヘリウム質量分析計リークディテクタ、超音波リークディテクタなどが含まれます。

ハロゲン漏れ検知ランプは、R12、R22などのハロゲン冷媒の漏れ検知にのみ使用でき、塩化物イオンを含まないR134aなどの新冷媒には影響がありません。

電子式漏洩検知器は一般的な冷媒にも適用できるため、使用時には注意が必要です。

ハロゲンランプの漏れ検知方法

ハロゲンランプを検査に使用する場合は、使用方法を厳守してください。炎を正しく調整した後、吸込管口を検知部に近づけ、炎の色の変化を観察することで漏れの状況を判断します。右表は漏れ量と炎色の対応状況を示しています。

火炎状態 R12 月漏れ、G
4 未満の変化はない
マイクログリーン24
ライトグリーン 32
ダークグリーン、42
緑、紫、114
紫を帯びた緑がかった紫 163
強紫緑紫500

この装置は、ハロゲン化物ガスが負のコロナ放電を抑制するという基本原理に基づいて作られています。使用時は漏れの心配がある部分にプローブを伸ばすだけ。漏れがある場合は、漏れ量に応じて警報ベルまたは警報ライトが対応する信号を表示します。

正圧漏れ検知方法

システムの修理後、フッ素を充填する前に、まず少量のフッ素ガスを充填し、次に窒素を充填してシステムを加圧し、圧力が1.4〜1.5mpaに達し、その圧力を12時間維持します。ゲージ圧が 0.005MPa を超えて低下すると、システムに漏れが発生していることを示します。まず石鹸水で大まかな検査をし、次にハロゲンランプで細かい検査を行って特定の漏れ箇所を特定します。

負圧漏れ検知方法

系内を真空引きして一定時間保持し、真空計の圧力変化を観察します。真空度が低下した場合は、システムに漏れが発生していることを示します。

後の 2 つの方法は、システムに漏れがあるかどうかのみを検出できます。最初の 5 つの方法では、漏れの特定の場所を検出できます。最初の 3 つの方法は直感的で便利ですが、一部の部分を確認するのが不便で、痕跡の漏れを検出するのが難しいため、大まかな検査としてのみ使用されます。ハロゲン漏れ検知器は非常に感度が高く、冷却システムから年間 0.5g を超える漏れが発生した場合に検知できます。しかし、システム周囲の冷媒の漏洩も測定できるため、漏洩箇所の判断を誤る可能性があり、この装置は高価で高価であり、一般的には使用されません。ハロゲンランプの検査は少々面倒ですが、構造が簡単で価格が安く、検出精度も高いため最もよく使われています。